会長挨拶

高梁ロータリークラブ
2022-2023年度
会長 八代 義弘

 

2019年に始まったコロナ感染症の蔓延は、いまだ終息の兆しが見えず、社会不安と経済的停滞が続いています。また2022年には世界平和を揺るがすような問題も起き、世界の平和秩序と世界経済の大きな変動が起きようとしています。

この不安定な世界情勢の中で2022-23年度国際ロータリー会長ジェニファーE・ジョーンズ会長は「イマジン・ロータリー」を年次テーマとして提唱されました。「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。昨日のことをイマジン(想像)する人はいません。それは未来を描くことです。」と言われています。ロータリーが達成できる最高の夢「世界に広がるやさしさ、希望、愛、平和」を想像し、その高い理想に向かって最善の方法を選び、最大の努力をしていこうということでしょう。

テーマ講演でも取り上げられたジョン・レノンの2ndアルバム「Imagine」天国も地獄も国も宗教もないと想像すればみんなが平和に暮らせると詩っています。ロータリーの新しい意識概念D.E.I(多様性、平等性、包括性)に通じるところでしょうか。

You may say I’m a dreamer. But I’m not the only one. I hope someday you’ll join us. And the world will live as one. この詩を採り上げ、会長は会員一人一人の行動を呼びかけています。

第2690地区友末誠夫ガバナーは「ロータリーの素晴らしさを体験しよう!」を地区スローガンに掲げられ、ロータリーでしか出来ない人間味溢れるあらゆる奉仕活動、その伝統的価値観はロータリー活動を通して体感できるものです、ロータリーの4つのテストに象徴されるロータリーの精神を堅持してロータリーの素晴らしさを体感しましょうと言われています。

クラブの活動も50年の歴史を刻んできましたが、コロナウィルス感染症による社会の停滞・分断はいまだ経験したことのないことであり、通常の例会の開催もなかなかできず、リモートで直接顔を合わせる機会も減り、奉仕活動にも色々な支障がでて心を痛め、さみしい思いをされている会員も多かろうと思います。今年度はお互いの顔の見える通常例会をできるだけ多く行いたい、楽しく多彩な仲間も増やしたい、国際奉仕活動も地域の奉仕活動もすべて継続したい、特に親睦活動は従来からのクラブの持つ気さくで温かい雰囲気を保つように工夫したいと考えています。

「とりもどそう奉仕の輝きと親睦の輪」

奉仕と親睦はロータリー活動において分かちがたく両立させるべきものと考えています。
親睦で培った結束力でみんなが参加する奉仕の中にロータリーの楽しみがあると思います。
今年度は創立50周年記念式典とIMがあります。万全の準備をして楽しみましょう。

 

 

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